お金の切れ目が縁の切れ目

<稼ぐことは大変なこと>

収入差のトラブルは起きやすい

今は女性の社会進出も進み、結婚したくらいでは仕事を辞めず続ける人が増えてきています。
結婚後も働くとなると、二人分の収入が一家族に入るので一人が働くより生活は楽になります。しかし、収入の管理法や家事の分担など、共稼ぎにはトラブルがつきものです。
生活費を分担することで悩ましいのが、生活における様々な費用の支払いをどのように管理するかです。共働き世帯に多いのが、自分の収入は自分で管理して、支払う項目ごとに支払う人を分担する方法です。お互いの収入の状況にあわせて割り振りできればいいのですが、収入が少ないのに支払いが多かったり、自分の収入から支払いをすることに抵抗感を感じたりする人も多く、最近の共働き世帯の収入に関する大きなトラブルになりつつあります。
このようなトラブルを避けるために、お互いの収入をひとつの財布にまとめて、一家族の収入としてどちらかが管理したほうが支払いの流れなども可視化でき、貯金もできるようになります。
しかし、問題は生活費の分担だけではありません。今まで家事を一手に引き受けていた女性たちが社会進出したことで、総合的に家事に割ける時間が減っています。
結婚して時間がたてば子供も生まれ、家事の他に育児も加わることになります。そうなったとき、女性だけが家事も育児もしなければならないという状態にならないようにしておくことが大切です。夫婦二人だけの時の家事分担、子供ができたときの家事分担を、予め夫婦でよく話し合っておくといいでしょう。
家事では男性も手伝えることが多くありますが、授乳など女性でなければできないこともおおくあります。そのため、どちらでも可能な家事はその時々で柔軟に担当を決めるなど、常にお互いが助け合う気持ちを持ち、話し合って分担していかないとトラブルの原因となりやすいので注意が必要です。
共働きの家庭でよくある問題や、解決へのヒントがまとめられています。⇒http://realities-twoincomefamily.com